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福利厚生は「絵に描いた餅」じゃない!
有休取得やフレックス活用などを後押しする自由な社風

働き方改革などと言われますが、フレックス制度に有休、産休、育休……実際、どれだけ活用できるか気になるところ。
本日は各部署の若手社員に集まっていただき、当社での働き方について、フレックス活用法やコロナ禍でのテレワークなどなど、ざっくばらんに語ってもらいました。

時間調整に育児に
フレックスをフル活用

経営管理部員:フレックスや有給休暇などの制度はあっても実際に使えるかは会社によって違いますよね。私は就職活動ではそういった福利厚生面も重視して、会社説明会で確認したり、先輩社員と話す時に有給休暇をどのくらいを取っているかを聞いたうえで入社を決めました。津田工業は本当に聞いていた通りで、入社後はしっかり活用しています。学生時代の友人と会った時に夜遅くなっても「明日はフレックスで出社できるから」と言うと、うらやましがられます。実際に活用できる会社は私の周りではあまり多くないみたいです。

シフトレバー事業推進部員:制度はあっても使う人は少ないんだろうと思っていたら、むしろ上司が「どんどん使え」と言うので、フレックス活用してみたら、本当にいいものだなと思いました。

営業部員:有給休暇やフレックスを活用することに津田工業って本当に理解がありますよね。そういえば僕も申請して断られたことがない。

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経営管理部員:コアタイムがないフルフレックスになって、より働き方の幅も広がってますよね。そのときの業務がやりやすい時刻に出社したり、ときには、銀行や病院に立ち寄ってから11時から出社したりもできます。

営業部員:極端な話、金曜に午前中の4時間だけ働いて土日休みと繋げて2.5連休にすることも可能なんですよね。

経営管理部員:同じ部署の男性で、朝6時から15時までの勤務にして、帰宅後は幼いお子さんと公園で遊ぶ時間を大切にしている人もいますよ。

シフトレバー事業推進部員:僕の部署では、朝お子さんを保育園に送り届けてから10時に出社する人がいます。うちも子どもが生まれたので、将来的には自分が子どもを送ってから出社もできるな、なんて考えてます。

経営管理部員:急に保育園から「お迎えに来て」と連絡があったときや、突発的なことにも対応できるから、自由な働き方を選択できて育児しやすそうですよね。男性で育児休暇を取る人も増えてきたようです。

シフトレバー事業推進部員:フレックスに話を戻すと、仕事の忙しさは山あり谷ありなので、残業が続いた場合、余裕のある日は早く帰って帳尻を合わせることも多い。自分の部署は年間計画で事前に繁忙期がわかるので、前もって手を打って協力し合ったり。

営業部員:そうやって業務が滞らないようにうまく回せますよね。あとは、僕は通勤ラッシュを避けて30分早く出社してます。最近は特に時差出勤する人が結構いますよ。

経営企画部 2014年入社社員写真
経営管理部 2014年入社

営業部 2018年入社社員写真
営業部 2018年入社

コロナ対策で進むテレワーク
コミュニケーションにもひと工夫

経営管理部員:コロナ対策で、テレワークは進んでますか? うちの部署は在宅勤務率が50%くらいです。なんでこんなに増えてるのかというと、上司が積極的に「できるときには計画的に在宅勤務して」というスタンスで推奨したからなんです。

シフトレバー事業推進部員:僕の部署では部長が「いつ在宅勤務するの?」と、フォローしてくれるくらい積極的なんですけど、技術職なので、週に2、3回の在宅勤務という部署としての目標達成は難しい。みんな週1はできてるかな、というのが現状です。僕自身、単純に資料作成するときは有効活用させてもらっていますが、生産技術的な立場で、どうしても現場に行かなくてはいけないこともあるし、機密上、社外に持ち出せないものもあります。回覧物が紙ベース主体なのものもあります。ただ、少しずつ電子回覧も増えてきたので、在宅勤務でできる業務も多くなってきてはいます。

営業部員:自分の部署も全体としては推奨しているけれど、部内でも温度差があるし、人によっては出社したほうが仕事が捗るという考え方もあるので。でも、僕自身は直属の上司が積極活用していることもあって、在宅勤務にシフトするスタンスで、活用してます。基本は週2〜3、多いときは週4で在宅勤務してます。お客さんのところへ足を運ばなくてもオンラインでも、業務が成り立つんですよね。それと、通勤時間がカットできるのもいい。

シフトレバー技術部 2014年入社社員写真
シフトレバー事業推進部 2014年入社

経営管理部員:時間が有効活用できるのは在宅勤務のメリットですよね。しっかり洗濯物を干してから仕事を始めてお昼休憩中に取り込むなんてこともできます。ときにはメイクもしなくていいし。その時だけは、オンラインミーティングもカメラなしの音声だけにしてもらいました(笑)。

オンラインで英語学習、積極的にスキルアップしたい

営業部員:逆に、在宅勤務でコミュニケーションを取りやすくなることもあります。北米拠点と打ち合わせをするとき、普通に出勤すると、時差の関係で、かなり朝早く家を出ないといけないですが、在宅だとすごく楽なんです。

経営管理部員:海外拠点とのやり取りには語学力が必要ですよね。私のいる経理グループでは海外拠点の関係業務もしているので、語学ができたら心強いなと思います。部署内に英語が話せる人もいますが、私は苦手です。

営業部員:僕は社内の教育制度を利用して英語を勉強してますよ。週2回、社内で外国人講師による集合研修もあるけれど、僕はオンラインでの受講を選択してます。

シフトレバー事業推進部員:英語は僕もオンラインで勉強してます。今やっている仕事の関係で、タイやインドネシアに行く可能性が少なからずあるので、上司に「やってみないか」と勧められて。実は、その前に2年間トヨタさんに出向したんですが、英語でのメールのやり取りも多く、語学力の必要性を感じていたので、ぜひやってみたいと思ったんです。

営業部員:スキルアップの制度は積極的に活用したいですよね。資格取得に関する制度も、あまり知られていない気がします。僕は興味があって聞きに行ったら教えてもらえたけれど、もっと周知したほうがいいんじゃないかと思います。資格手当なども広くアピールするとか。そうすれば、業務以外でもモチベーションが上がりますよね。

シフトレバー事業推進部員:就活してる学生さんや、転職でキャリアアップを考えている人にも「この資格が活かせるかな」と、アピールになるはず。ちなみに皆さん、こんな制度があればいいのに、というのはありますか?

経営管理部員:周りの女性社員をみると、結婚・出産しても、産休・育休を経て復職する人が多いので、女性にとって働きやすい職場なんだなと思ってます。ただ、欲を言うなら、たとえば遠方に転勤した旦那さんに同行するなど、物理的に在職できないような場合に、また戻って来られるカムバック制度があればもっといいのに、と思います。

お話からは、生活スタイルに合った働き方をしたり業務を効率化するためにフレックス制度を活用したり、有給休暇をしっかり取得するなど、みなさん、福利厚生を活用していることがわかります。それを可能にしているのは、津田工業の風通しのよい社風にあるようです。