技術者スピリットにより誕生した、大型樹脂成型技術

世界で初めて、津田工業ではそれまで金属部品で構成されていたシフトレバーの樹脂化に成功しました。
強度や材質変更による寸法変化など、金属を樹脂に置き換えることには大きな困難を伴いましたが、新しい技術分野に挑戦し、
開拓していく津田の技術者スピリットは樹脂メーカーとのコラボレーションを実現し、この画期的な製品を世に送り出すことができました。

現在では、樹脂成型技術を用いた製品は主要部品にとどまらず多くの周辺部品にも導入され、部品点数の削減や軽量化、
低コストの実現に大きく貢献しています。
また、近年では樹脂成型時のウェルド(樹脂と樹脂が混ざりあう境界線)を消去する技術を確立し
これまで必要だった塗装工程を不要とするなど、コスト削減に加えて地球環境にも配慮した技術の開発にも取り組んでいます。

CAE(流動)解析

樹脂CAE解析により、成形金型内における樹脂の挙動をコンピュータ上でシミュレーションしています。それにより、不良の発生を未然に防ぎ、製品設計・金型設計を最適化。試作レス、リードタイム短縮を実現しています。

金型製作

自社で金型製作を手がけることにより、製品機能に合致した、効率的で柔軟な加工を可能にしています。冷間鍛造用と高強度樹脂成形用の金型、そのどちらも高度な金型製作技術を駆使して製作されています。

Category All