最新設備を導入し、品質確保に取り組む熱処理技術
熱処理とは、金属材料に加熱と冷却を加えることで組織や性質を変化させる技術です。
「焼入れ」「焼もどし」「焼なまし」「焼ならし」などの加工方法があり、材料の形を変えることなく加熱温度や冷却時間などの条件を
変えることで強さ、硬さ、粘り、耐衝撃性、耐摩耗性、耐腐食性、耐食性、被削性、冷間加工性といった性質を向上させることが可能です。
津田工業ではトランスミッション関連部品をはじめ、高い強度が求められる自動車部品を数多く製造しているため、
この熱処理技術の開発に全社をあげて取り組んでいます。
そのため、高周波焼入機や真空浸炭炉など最新の熱処理設備を積極的に導入し、製品の品質確保に注力。
高精度や低コストが要求される重要部品においては真空浸炭炉を使用し、微細穴の焼入品質保証とスケール除去が
不要なショットレス化を実現しています。
主要設備
連続中外炉
